Python 基礎文法のUdemy講座を全部レビューする

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本記事ではPythonで基礎文法に関する日本語のUdemy講座を全てレビューしてゆこうと思います。(2024年3月6日時点)

評価の高い順にレビューしますので宜しければブックマーク頂ければと思います。

【★4.4】現役シリコンバレーエンジニアが教えるPython 3 入門 + 応用 +アメリカのシリコンバレー流コードスタイル

目次からわかること

  • 環境構築
  • Pythonの基本文法
    • 変数宣言と出力、型、データ構造
    • 制御フロー(分岐、繰り返し処理)
    • 関数定義
    • モジュール、パッケージ、クラス、オブジェクト
    • ファイル操作
  • Pythonのやや発展的な文法
    • 関数内関数やクロージャー、デコレーター
  • アプリケーションの開発
  • 綺麗なコードの書き方、コーディングスタイルについて

シリコンバレーで働く現役エンジニアとして有名な酒井潤さんの講座です。

まずは環境構築から始まります。
続いて、変数宣言と出力、型、データ構造、制御フロー(分岐、繰り返し処理)、関数定義と初歩的な内容が続きます。

その次以降の関数内関数やクロージャー、デコレーターなどは初心者にはやや高度かもしれません。

その後、モジュール、パッケージ、クラス、オブジェクトなどが続き、ファイル操作があります。

基礎文法の解説の後は簡単なアプリケーションの開発を挟みます。

最後にコードスタイルについて解説します。仕事でコーディングをする際にはきれいなコードを書けることも重要視されるので良い点です。

受講者のレビューからわかること

プラス部分として、

  • 内容が濃い
  • 推奨される書き方、古い書き方などコーディングスタイルの解説があるの
  • 本格的で他のPython講座にない内容がある

という点を評価している方が多いです。

マイナス部分として

  • Pythonのバージョンが若干古い
  • 一部のスクリプトはエラーになる
  • 後半から難易度が高くなる

という点が挙げられております。目次からも若干難易度が高めの内容も含まれているようです。

まとめ

一部難易度が高い部分があるものの、基礎から本格的なレベルまで取り上げられている点は評価できます。特にコーディングスタイルについて触れている点はオススメできます。

【★4.2】はじめてのPython 少しずつ丁寧に学ぶプログラミング言語Python3のエッセンス

目次からわかること

  • 環境構築
  • Pythonの基本文法
    • 変数(型、文字列、数値)
    • 演算子
    • 複数データの扱い方(リスト、タプルなど)
    • 制御文(if、for、while)
    • 文字列
    • 関数
    • オブジェクト指向(クラス、メソッドなど)
    • ファイル、例外

まずは環境構築から始まり、その後は基本文法の解説です。

内容は変数、演算子、リスト、タプル、制御分、関数、オブジェクト指向、ファイル、例外とどれもPythonの基本文法です。

先ほどの「現役シリコンバレーエンジニアが教えるPython 3 入門 + 応用 +アメリカのシリコンバレー流コードスタイル」と比べると内容は容易ですが必要な内容はしっかりと網羅されています。

受講者のレビューからわかること

プラス部分としては

  • 「他の講座は途中で挫折しましたが、本講座は最後までたどり着けました。」
  • 「Pythonの基礎として、どのような文法なのか理解するのにちょうどよいボリュームだった。」
  • 「優しく丁寧な講座でした。よかったです。」
  • 「セクション毎に演習があり、理解を深める工夫がされている。」

などの声がありました。基礎から丁寧に説明されており、かつ演習もあるため全くの初心者でも挫折しにくいとのことです。

マイナス部分としては

  • 少しでもプログラミング経験がある人には全くおすすめできません。

という声がありました。他の講座と比べるとやや内容が簡単なのでプログラミングの経験がある方には物足りないかもしれません。

まとめ

内容は平易でありながらも必要な情報は網羅されているため、全くのプログラミング初心者や以前、プログラミングに取り組んだことがあるけれど挫折してしまった方にとってはオススメの内容です。

【★4.2】【完全初心者向け】絶対に挫折させないPython入門講座

目次からわかること

  • Pythonの特徴
  • 環境構築
  • Pythonの基本文法
    • データ型、演算子、変数、代入について
    • データ構造(リスト、タプル、辞書、集合)
    • if、for、while
    • 関数、メソッド、リスト内包表記、高階関数
    • クラス、オブジェクト
    • アプリ開発、GUI
    • ファイル操作
    • 例外
    • 画像操作

Pythonの特徴、環境構築、基本文法とオーソドックスな内容が続きます。この辺りは他の講座と似たような内容です。

この講座に特有な内容は高階関数、GUI、画像操作です。最初の高階関数は初心者にはやや難しい内容ですが後々役に立つので余力があるなら履修しておいて損はありません。

GUIのアプリ開発としてじゃんけんアプリを作成するようです。アプリ開発で基本文法のおさらいができるのは良い点です。

しかし、GUIの作成に興味がないのであれば飛ばしてしまっても良いです。GUIの作成にはtkinterという標準ライブラリが使用されています。

画像操作はやや蛇足に思えます。Pythonの基本文法をはみ出し、データサイエンスの領域に踏み込んでいるので興味があれば履修するのもよいでしょう。

受講者のレビューからわかること

プラス部分としては

  • 内容が簡単で理解しやすい
  • ゆっくりでとても分かりやすい
  • ファイル処理や画像処理の項目が多く、プログラミングが身近になりました

という声がありました。話すスピードが適切で内容が理解しやすいというレビューのほかには、画像処理の項目を評価する方もそれなりに多いようです。

私見では画像処理の項目は基礎文法の習得に必須ではないと考えるものの、興味がわきモチベーションにつながるのであれば良いと思います。

マイナス部分としては

  • 後半部分のファイル操作、文の説明、画像処理などの説明が難しい
  • 字幕の誤記が多い

という声がありました。後半から難しくなるというレビューはどの講義にも共通しております。

やはりファイル操作あたりは初心者の方には難しく感じることも多いので、必ずしもこの講座自体の問題とは言い切れません。

ただし、字幕の誤記が多いのが気になる方は注意が必要です。

まとめ

環境構築、Pythonの基本文法にプラスアルファとしてGUI、画像処理があるというのが本講座の概要です。プラスアルファの部分が気に入れば本講座をオススメします。

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