Python Web開発のUdemy講座を全部レビューする

Python

本記事ではPythonでWeb開発している日本語のUdemy講座を全てレビューしてゆこうと思います。(2024年3月5日時点)

評価の高い順にレビューしますので宜しければブックマーク頂ければと思います。

開発で使用しているフレームワークには次のものがあります。

  • Flask
  • Django

Flaskの方が取っつき易いですが、Djangoの方が本格的なWeb開発を行うことができます。

そもそもフレームワークが何か、より詳細な比較については下記でも解説しております。

Flaskを用いた開発

Python+FlaskでのWebアプリケーション開発講座!!~0からFlaskをマスターしてSNSを作成する~

目次からわかること

  • 環境構築
  • Pythonの基本文法
  • Flaskの基本機能
    • Template
    • Form
    • Model
    • Blueprint
    • ログイン
  • その他Web開発に必要な機能
    • CSRF
    • SQL
    • Ajax
  • SNSの開発
    • ロガー
    • OAuth
    • CAPTCHA
    • 単体テスト
    • デプロイ
    • クレジット決済
  • おまけ
    • VSCode
    • Jupyter Notebook
    • ChatGpt

基礎編として開発環境の構築、基本文法講座があります。
また、Python 3.11までの新機能にも触れています。Pythonの最新バージョンは3.12ですが許容範囲でしょう。

その後、Flaskの機能であるTemplate、Form、Model、Blueprint、ログインを一通り解説しております。
その中でCSRF対策やSQL、Ajaxに触れている点もポイントが高いです。

その次は先ほどまでに学んだことを生かしてSNSの開発を行っております。
その中でロガーや、OAuth、CAPTCHAの認証機能、単体テストの行い方、アプリのデプロイの仕方、さらにクレジット決済のやり方についても触れているなど非常に高度な内容です。

おまけとして、VSCode、Jupyter Notebook、ChatGptの使い方にも触れています。

総評として内容は基礎から本格的なレベルまで取り上げられています。
この内容を仕上げることができればWeb開発初心者としては十二分です。

受講者のレビューからわかること

プラス部分として、

  • 内容が濃い
  • 体系的
  • 基礎から本格的なレベルを学べる

という点を評価している方が多いです。

これ一つで基礎から本格的なレベルまで学習できるのはやはりオススメできる点です。

マイナス部分として

  • スピードが早い
  • 長い
  • コードを読み上げてひたすらタイピングする時間が多い

という点を評価している方が少数存在しています。

後半はとくに初心者にしては難しい部分もあるのでより詳細な解説を求める声があるのでしょう。

まとめ

環境構築やエディタに関する解説、基本文法まで網羅されていて、内容も本格的なため非常にオススメです。予備知識なくいきなりこの講座を購入しても問題ありません。

内容が本格的なため途中で挫折するかもしれませんが、たとえ途中まででも進められれば結構な実力は尽きますので購入をオススメします。

初心者でも安心!Python + Flask によるビジネスに役立つWebアプリ開発入門(Bootstrap 5)

目次からわかること

  • 環境構築
  • HTML、CSSの基本
  • Bootstrap5(CSSフレームワーク)
  • Flaskの基本機能
    • ルーティング
    • テンプレート
    • フォーム
    • データべース

Pythonの基本文法に関する解説がないので今まで全くプログラミングに触れたことのない人は、まず先にそちらを学んだ方が良いです。基礎文法の参考リンクがついてくるようなのでそちらを参考にしてもよいでしょう。

環境構築から始まり、HTML、CSSの基本が続き、さらにCSSフレームワークであるBootstrap5の解説が続きます。Bootstrapが最新版であるのも良い点です。

そのあとはFlaskにおけるルーティング、テンプレート、フォーム、データべースの使い方と基本的な機能の解説が続きます。

HTMLやCSSにも十分な解説を行っているのでWeb開発の前提知識が全くない人にとっても優しい構成になっております。

受講者のレビューからわかること

プラス部分として、

  • 解説が丁寧
  • 幅広い分野を網羅している

といった点を挙げられています。

マイナス部分として

  • コーディングがひたすら続く
  • 全体像から触れてほしい

という点を少数が挙げられています。ただし、全体的に不満を述べているレビューは少ない印象です。

まとめ

Pythonの基本文法については別途学習する必要がありますが、そのあとにWebアプリ開発をしたい場合は是非ともオススメできる講座です。

Djangoを用いた開発

【画像判定AIアプリ開発パート2】Django・TensorFlow・Python・転移学習による高精度AIアプリ開発

目次からわかること

  • 環境構築
  • データ収集
  • データクレンジング
  • モデルの学習(TensorFlow)
  • コマンドラインアプリの開発
  • Djangoによるウェブアプリの開発

環境構築から始まり、データ収集、クレンジング、TensorFlowを用いたモデルの学習方法、転移学習を用いたモデル精度の向上方法について解説しております。

Pythonの基本文法に関する解説がないので今まで全くプログラミングに触れたことのない人は、まず先にそちらを学んだ方が良いです。

そのあとはコマンドラインアプリを簡単に作成したのち、Djangoでウェブアプリ化を行っています。

Djangoのバージョンは2.2とのことですが、最新バージョンは5なので結構古いです。

また、CSSフレームワークであるBoostrap4を使用しております。Boostrapの最新バージョンは5なので若干古いです

どちらかといえばWebアプリの作成よりも機械学習がメインです。

受講者のレビューからわかること

プラス部分として、

  • 内容が濃い
  • Djangoに機械学習を組み込む方法がわかること

という、Webアプリの作成、もしくは、機械学習の片方のみでなく、両方組み合わせた成果物を作ることができる点に魅力を感じている方が多いようです。

マイナス部分として、

  • タイポで動かないことがある
  • もっとDjangoの解説をしてほしい

という点が一部あるようです。前者はともかく後者に関しては、そもそも本講座の講師の方は本講座をWebアプリ作成の入門として位置付けていないので仕方ないでしょう。

まとめ

Webアプリ作成の入門というより、機械学習とWebアプリの組み合わせが主であり、事前にPythonの基礎文法、Webアプリ開発入門の知識を得た後に本講座をご購入されるのが良いでしょう。

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