本記事では、WindowsにJupyterLab Desktopを利用してデータサイエンスの開発環境を準備する方法を解説します。
JupyterLab Desktopとは
JupyterLabとは、データ分析や機械学習などに利用されるPythonプログラミングの開発・実行環境です。
JupyterLab Desktopとは、そのJupyterLabのデスクトップアプリです。
vscodeなどの他のエディタと比べてJupyterLab Desktopは対話的かつ可視化に優れた環境です。そのため、データ分析の結果をプレゼンするのに向いています。
また、vscodeの場合、データ分析や機械学習に必要なライブラリを自分でインストールしなければなりませんが、JupyterLab Desktopはそれらのライブラリ一式が最初からそろっています。
JupyterLab Desktopの準備
ダウンロード

まずはJupyterLab DesktopのGithubページに移動します。

下にスクロールしてゆくと、インストーラーがダウンロードできますので、「Windows Installer」をクリックします。
インストール

ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックします。

インストールする前にライセンス契約書に同意する必要があるので同意するをクリックします

するとインストールが実行されます。インストールには少し時間がかかる場合があるので、完了するまで待機しましょう。

これでインストールが完了しました。
起動

Windowsキー Rで「ファイル名を指定して実行」ダイアログを表示させます。
ここにjupyterlabと入力してOKをクリックします。

するとJupyterLab Desktopが起動します。
起動したらOpen Folderをクリックし、作業フォルダとして適当なフォルダを選択します。

少し経つとJupyterLab Desktopが起動します。
プログラムの実行

まずはNotebookを作成しましょう。

するとNotebookが作成されます。

試しにprint(1+2)と入力してみましょう。

するとprint(1+2)が実行され、3という結果が出力されます。
まとめ
以上がWindowsにJupyterLab Desktopを準備する方法です。上記の内容に不明点があればコメント欄にご記載ください。頂いた質問には全て回答いたします。