本記事はPythonでQRコードを作成する方法を解説します。
QRコード作成ライブラリのインストール
まずは下記のコマンドでQRコード作成のライブラリをインストールしてゆきます。
pip install qrcode
QRコード作成の実装
早速、qrcodeを使用してQRコードを作成してゆきましょう。
下記のコードでQRコードを作成できます。この例で作成したQRコードを読み取ると、GoogleのホームページのURLになります。
# ①ライブラリのインポート
import qrcode
# ②QRコードの作成
img = qrcode.make("https://www.google.com/")
# ③QRコードの保存
img.save('test.png')
# ④QRコードの表示
img.show()
コードの解説は以下の通りです。
QRコードを作成するための手順
- ①ライブラリのインポート
qrcodeをインポートします。
- ②QRコードの作成
qrcode.make("文字列")
でQRコードを作成します。 - ③QRコードの保存
img.save('ファイル名')
で先ほど作成したQRコードをファイルに保存します。 - ④QRコードの表示
img.show()
で先ほど作成したQRコードを表示します。
先程のコードを実行すると下記のQRコードが生成されます。

(おまけ)QRコード作成を読み取る方法
先ほど作成したQRコードが正しく生成されているか確認するために、QRコードを読み取ってみましょう。今回はWindows10のアプリで読み取ります。
QRコードを読み取るための手順
- ①アプリを検索する
Microsoft Storeを起動して、検索部分に「バーコード マネージャー for Windows」と入力する
- ②アプリをインストールする
下記画像の右上の「インストール」をクリックし、完了するまで待ちます。
- ③アプリを起動する
インストールが完了したら右上に「開く」をクリックしアプリを起動します。
- ④アプリでQRコードを読み込む
左下の画面領域をクリップを選択し、QRコードを領域選択する。
「OK」をクリックする
- ⑤QRコードを読み込んだ結果
Googleのホームページが表示されていることが確認できました。
以上、QRコードを読み込む方法でした。バーコードマネージャー for Windowsは無料で使用することができるのでオススメです。