マイクロソフトが開発した無償のエディタVisual Studio CodeでPythonに入門する方法を解説します
※なお、Visual Studio Codeはエディタなので、別途Pythonをインポートする必要があります
Visual Studio Codeのタウンロード
まずはVisual Studio Code(以下vscode)の公式ダウンロードサイトにアクセスします。

すると次のようなダウンロードページが表示されます

Windows、Linux、Macと、OSごとにダウンロードボタンが分かれています。
ご自身が使用しているOSに合ったダウンロードボタンをクリックしてください。
今回は、Windowsのボタンをクリックします。
するとダウンロードが始まります。

もしもダウンロードが始まらない場合はdirect download linkと書かれた部分をクリックしてください。
しばらくするとエクスプローラーにVSCodeUserSetup-x64-1.81.1.exeという実行ファイルがダウンロードされているのがわかります。
※1.81.1の部分はvscodeのバージョンを表します。この部分はダウンロードを行った日によって異なりますが問題はありません。

Visual Studio Codeのインストール
VSCodeUserSetup-x64-1.81.1.exeをダブルクリックしてください。
すると次の画像のように使用許諾契約書の同意を求められます。

ここでは下の方のラジオボタンを同意するにしてから「次へ」を選択しましょう

するとインストール先を指定する画面に移ります。
特にデフォルトのままで問題ないので「次へ」をクリックします。

スタートメニューフォルダーを指定する画面に移ります。
これもデフォルトで問題ないので「次へ」をクリックします。

上記の赤線部分にチェックが入っている状態で「次へ」をクリックします。

最後に確認画面が現れます。
設定内容に間違いがなければインストールをクリックします。

するとインストールが開始されるので、しばらく待機します。

インストールが完了すると上記の画面になります。
Visual Studio Codeを実行するにチェックを入れたまま、完了をクリックするとvscodeが起動します。

以上でvscodeのインストールは完了です。
Pythonプログラムの作成と実行
vscodeがインストール完了したので、試しにPythonを実行してみましょう。
プラグインのインストール
vscodeには追加でプラグインをインストールすることでコーディング作業をより効率的にすることができます。
今回はvscodeからPythonを実行するためにPylanceというプラグインをインストールします。
Pylanceをインストールするには左側の上から五番目のアイコンをクリックします。

すると上記のようなEXTENSIONSというサイドバーが表示されます。
ここに「py」と入力しましょう。

するとPylanceというプラグインが表示されるので、installをクリックします。

インストールが完了すると上記のような状態になります。
Pythonファイルの作成と保存
Pythonスクリプトを実行するためには、まず.pyファイルを作成します。

左上の「File」をクリックするとメニューが表示されるので「New File」をクリックします。

すると上記のような画面が現れるので「Python File」を選択します。

ためしに簡単な「hello world!」という文字列を出力するプログラムを作成してみましょう。

上記のようにプログラムの記入が完了したらCtrl+Sでプログラムを保存します。

適当な保存場所を選び、適当なファイル名で保存します。
Pythonファイルの実行
いよいよ、Pythonプログラムを実行します。

エディタの右上にある再生ボタンをクリックします。

すると、TERMINALが起動し、Pythonスクリプトが実行されます。
TERMINALに「hello world!」と出力されていることから無事、実行に成功していることがわかります。