【Python超入門】型とは?【Part. 4】

Python

プログラミングで扱うデータには型がある

プログラミングでデータを扱う際にはデータの型を意識する必要があります。
たとえば「犬」「こんにちは」「hello world」など文字列を扱う文字列型、「1」「12」「0.3」など数値を扱う数値型などがあります。今回はPythonに使われる型で一般的なものを紹介します。

型の種類

整数

整数型では数字を扱います。
整数型では足し算、引き算を行うこともできます。

int1 = 1
print(int1) # 1と出力される
print(type(int1)) # <class 'int'>と出力される

ブール値

ブール値はTrueとFalseの2つの値を持ちます。
ifやwhileの条件としてよく使われます。

bool1 = True
print(bool1) # 1と出力される
print(type(bool1)) # <class 'bool'>と出力される

実数

実数では小数点を扱うことができます。
整数型と同様に四則演算等の演算を行うことができます。

num1 = 0.1
print(num1) # 0.1と出力される
print(type(num1)) # <class 'float'>と出力される

文字列型

文字列を扱うことができます。

str1 = "abc"
print(str1) # abcと出力される
print(type(str1)) # <class 'str'>と出力される

リスト型

リスト型は複数のデータの集まりを扱うことができます。
リストはデータを追加、削除することができます。

list1 = [1, 2, 3, 4, 5]
print(list1) # [1, 2, 3, 4, 5]と出力される
print(type(list1)) # <class 'list'>と出力される

for文と組み合わせることで繰り返し処理が行える

for i in [1, 2, 3 ,4 ,5]:
    print(i)

タプル型

タプルは値のペアを扱うことができます。
タプルはリストとは違い、データの追加や削除はできません。

tuple1 = "abc", 2
print(tuple1) # ('abc', 2)と出力される
print(type(tuple1)) # <class 'tuple'>と出力される

リスト型も集合型もあるデータが存在しているかどうかをチェックできるが
リスト型はデータ数に比例した処理時間がかかるのに対し、
集合型は処理時間が一定である
従って集合型の方が処理が効率的。

# リストの中にデータ「1」が存在しているか
1 in [1,2,3,4,5]
# 集合の中にデータ「1」が存在しているか
1 in {1,2,3,4,5}

集合型

数学的な集合を扱うことができます。
重複データは一つのデータとして保存されます。
積集合、和集合、差集合、対称差を実行できます。

set1 = {1, 2, 3, 4, 5}
print(set1) # {1, 2, 3, 4, 5}と出力される
print(type(set1)) # <class 'set'>と出力される

辞書型

辞書型ではkeyとそれに対応するvalueを保存することができます。
リスト型と同様にデータの追加、削除を行うことができます

dict1 = {"a":1, "b":2, "c":3}
print(dict1) # {'a': 1, 'b': 2, 'c': 3}と出力される
print(type(dict1)) # <class 'dict'>と出力される
dict1 = {"りんご":100, "みかん":50}
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